ビッグリンカーン イリノイ州親善大使

~イリノイ州の魅力を味わい尽くす8日間~

アメリカ中西部がハートランドとよばれる理由をご存じだろうか? 地理的要因に加えて、ここはまさにアメリカの歴史や価値観を体現する土地だからである。その魅力が凝縮されたイリノイ州には、世界に誇るアートや音楽、国際色豊かな一流の食の数々、豊かな自然とフレンドリーな人々が集まっている。また、成田とシカゴ間は毎日直行便が就航しており、日本からの訪問も楽である。今回はイリノイ州を巡る7泊8日の旅に、イリノイ州親善大使であるわたくし、ビッグリンカーンがご案内する。

ビッグリンカーン

ビッグリンカーン イリノイ州親善大使

1日目・2日目 シカゴ

まず訪れたいのは、エキサイティングな大都会シカゴ。1日目はシカゴ川リバークルーズに参加して、世界有数の近代建築を船から堪能しよう。その後は、人気のショッピングエリア、マグニフィセントマイルを散策しつつシカゴピザやシカゴドッグなどの地元料理を食すのもよし、全米随一のシカゴ美術館や、至る所にあるパブリックアートを見て回るのも乙である。2日目は、ダウンタウンに足をのばしておしゃれなショップを覗いたり、国際色豊かな料理を味わえば、シカゴの奥深さが実感できるであろう。大リーグやバスケットボールの名門チームも揃っており、迫力満点のプレーを生で観戦するのもおススメである。また、本場のブルースやジャズ、演劇も連夜楽しめる。

Chicago - Cloud Gate - 1280

シカゴのシンボルとして知られる、ミレニアムパークのクラウドゲート(©イリノイ州観光局)

3日目 スプリングフィールド

アメリカのマザーロード、ルート66を南下すると、州都スプリングフィールド。エーブラハム・リンカーン大統領が若かりし頃を過ごした土地である。彼がいた法律事務所や自宅、リンカーン大統領図書館・博物館を巡り、伝説の裏にある人物像を知れば、この国の歴史をより深く学ぶことができるだろう。彼の墓地にあるブロンズ像の鼻を撫でて幸運にあやかるのもお忘れなく。

Springfield - Lincoln Statue 2 - 1280

イリノイ州都、スプリングフィールドに立つリンカーン像(©イリノイ州観光局)

 

4日目 アルトン

ルート66をさらに南に進むと、沿道に展示された世界最大の幌馬車や、ルート66にまつわるグッズを集めたHenry’s Ra66it Ranch、数々のランドマークレストランや史跡に出会うことだろう。州境まで南下すれば、そこはアルトンである。ミシシッピ川とイリノイ川、ミズーリ川が合流するこの街の景観は見事で、川の断崖と緑が織りなす景色は圧巻である。ネイティブアメリカンに伝わる伝説の怪鳥、ピアサバードの壁画もお見逃しなく。

Alton - Great Rivers Scenic Byway - 1280

ミシシッピ川沿いにそびえたつ、アルトンの断崖絶壁(©イリノイ州観光局)

5日目 ピオリア

北へ引き返し、州中部のピオリアを目指そう。ここには自然志向のレストランが多く、地元の食材を使ったオーガニックモダンアメリカ料理は絶品である。リバーフロントミュージアムやイリノイ川の観光クルーズは、地域の歴史を学ぶのに最適である。

Peoria - Skyline Day - 1280

イリノイ川が雄大に流れる、風光明媚な町ピオリア(©イリノイ州観光局)

6日目 ガリーナ

さらに北上して再度ミシシッピ川に合流し、グレートリバーロードをたどれば、北米で最もロマンティックな小都市の1つに数えられるガリーナに到着する。85%以上の場所が国家歴史登録材に指定され、南北戦争時代の面影が色濃いこの町は、クラフトビールやワイナリーも人気である。旅の終盤にくつろぎのひと時を過ごせる絶好の場所であろう。

Galena - Main Street - 1280

情緒あふれるガリーナのメインストリート(©イリノイ州観光局)

7日目、8日目 ロックフォード

起伏のある丘陵や小さな街が点在する街道を東へ向かうと、ツアー最終地ロックフォードが現れる。ガーデンシティの愛称で親しまれ、有名なアンダーソン日本庭園は日本人も一見の価値がある。ビクトリア朝時代の姿を今もとどめるミッドウェイ村博物館など、魅力的な施設が数多く、ぜひ一泊されることをおススメする。

Rockford - Anderson Japanese Garden - 1280

日本人をも魅了する、ロックフォードのアンダーソン日本庭園(©イリノイ州観光局)

イリノイ州の地図 ©イリノイ州観光局

イリノイ州の地図 ©イリノイ州観光局

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日本からイリノイ州への訪問者を増やすべく奮闘しているイリノイ州の親善大使。鼻を触ると幸せになるといううわさもある。最近では、アメリカ大使館のSNS親善大使の豆夢と留学推進のイベントなどでコラボレーションする機会も増えた。
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