友達がほめてもらいたがっている―そう感じたことはないかな? こういうときアメリカ英語では“fishing for compliments”と言うんだ。直訳すると「ほめ言葉を釣ろうとする」。自分のことをわざとけなして、相手からほめ言葉を引き出そうとするっていう意味なんだよ。アメリカには動物を使う表現がいくつもあるんだ。いくつか例を紹介するから覚えて使ってみてね!

 

The early bird catches the worm

(Shutterstock)

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Description:早起き鳥は虫を捕まえる /早起きは三文の徳

Example:Today I woke up earlier than usual, so I had enough time to read a book and make a delicious breakfast. It’s true that the early bird catches the worm.  

今日はいつもより早起きしたんだ。本を読む時間も、おいしい朝食を作る時間も十分に取れたから、早起きは三文の徳って本当だね。

Explanation:日本のことわざ「早起きは三文の徳」と同じだね。wormは鳥の餌になる虫やミミズのことだよ。early birdは転じて、早起きの人、早く行動する人という意味でも用いられるよ! 早起きや早く行動する人は時間と気持ちに余裕ができて、成功をつかみやすいからかもしれないね♪

 

To get (have) butterflies (in one’s stomach)

Description:緊張して落ち着かないこと、ドキドキすること

Example:It’s normal to have butterflies in your stomach before the final game.  

最終試合の前は緊張して当たり前だよ。

Explanation:直訳するとお腹の中にチョウがいることになるね! そんなこと、考えただけでソワソワして落ち着かないよね。みんなの前で発表するときや好きな人の前でドキドキするときにも使えるよ! マイケル・ジャクソンのButterfliesにもこんな歌詞があるよ。“You give me butterflies.”「君は僕をドキドキさせるんだ」だって。

 

Elephant in the room

(Shutterstock)

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Description:大きな問題や良くない状況を見て見ぬふりすること

Example:That messy desk is the elephant in the room. Nobody wants to deal with cleaning it up.  

片付けなければいけない机があるけれど、みんな見て見ぬふりをしている。

Explanation:直訳すると象が部屋にいることだよね。象が部屋にいたら気づかないわけないよね。ここでは、明らかに気づいていながら知らんふりすることを示すよ!

 

 

To get (one’s) ducks in a row

(Shutterstock)

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Description:準備万端整える

Example:He’s getting all his ducks in a row before he flies off to New York.  

彼はニューヨーク行きのフライトの前に準備万端整えようとしている。

Explanation:アヒルが一列に整列しているなんて、想像するだけでかわいいイディオムだね♪  準備するという意味の“get organized/prepared for ”と似たニュアンスになるよ! 通常より小さなピンを使うボーリングの一種「ダックピン」が語源と言われていて、ピンをきれいに並べて準備しておくことから来ているんだって。