米国のジョー・バイデン副大統領は2013年12月、日本、中国、韓国の3カ国を歴訪しました。東京には2日から4日まで滞在しましたが、その間に女性の社会進出を支援する日本の取り組みを称賛しました。

 (AP Photo/Koji Sasahara)

(AP Photo/Koji Sasahara)

バイデン副大統領は12月3日に、DeNA本社で女性社員との懇談会に臨み、女性の役割や女性が職場で直面する課題について議論しました。副大統領は「男性にできて女性にできないことはひとつもない」とした上で、女性の進出で職場に新たな視点が加わることにより「誰も思いつかなかった道が見つかることもある」と語りました。

Vice President Biden participates in a roundtable discussion at DeNA

副大統領はまた、日本が、身体的虐待や機会の制限に直面する世界中の女性を支援するため、政府開発援助として30億ドルの拠出を約束したこともたたえました。そして世界の知力と活力の半分を生み出すのは女性であり、女性を職場で、またはリーダーとして活用しなければ「信じられないほど大きな資産を無駄にする」ことにつながると力説しました。