国際宇宙ステーションで整備を行う米国航空宇宙局 (NASA) の宇宙飛行士 (© AP Images)

国際宇宙ステーションで整備を行う米国航空宇宙局 (NASA) の宇宙飛行士 (© AP Images)

「子供のころから宇宙に行きたいと思っていた」。そう語るピーター・ディアマンディス氏は今、自分以外の人々が宇宙探査という夢を実現する手助けをしている。

ディアマンディス氏は、技術の進歩を促進する公開コンテストを企画する非営利組織、エックスプライズ基金を設立した。参加者はこれまでに、超低燃費自動車、海上に流出した原油を清掃する装置、そしてこのビデオが示すように宇宙船までも開発してきた。

エックスプライズのコンテストには世界中から参加者が集まってくるが、ディアマンディス氏はこのコンテストが米国の価値観を反映していると考えている。「米国には『いい学校に行っていなくても、あるいはこれまでにやったことがなくても構わない』という文化がある。夢があれば、挑戦してそれを実現できる」と彼は言う。

次回のエックスプライズのコンテストの課題に投票しよう 。若い科学者に投資し 、次世代の技術系起業家を育てる支援をしよう。彼らのアイデアが、我々を星の向こうまで連れて行ってくれるかもしれない。

*この日本語文書は国務省の国際情報プログラム課により運営されているウェブサイト「シェアアメリカ(ShareAmerica)」に掲載された記事(2014年12月3日)の参考のための仮翻訳で、正文は英文です。オリジナルの英文はこちら:https://share.america.gov/will-entrepreneurs-lead-humanity-stars-2/