日米安全保障条約の60周年を祝ったのが2020年。今年は東日本大震災から10年。いろいろなところで、日米の絆を再確認する機会があるんじゃないかな? 今回紹介するのは「Friendship」に関するイディオム。機会を見つけて、ぜひ使ってみよう!

See eye to eye

Definition: 見解や意見が一致する

Example: "The American and Japanese officials saw eye to eye on the issue and swiftly worked together to come up with a solution."

日米双方の当局は、問題についての意見が一致し、解決策に向けて速やかに協力した。

Explanation: お互いの目を見ながら気持ちを確認している様子を想像すると分かりやすいよね。「意見が一致する」とか、「仲良くやる」という意味のイディオムだよ。ネイティブ感がアップするこの表現、ぜひ使ってみて!

菅官房長官と会談するブリンケン国務副長官。2015年10月5日。肩書は当時のもの (U.S. Embassy Tokyo)

菅官房長官と会談するブリンケン国務副長官。2015年10月5日。肩書は当時のもの (U.S. Embassy Tokyo)

Two peas in a pod

Definition: うり二つ、いつも一緒の仲良しの二人

Example: "Mike and his best friend Hiroki could be brothers; they are as alike as two peas in a pod."

マイクと親友のヒロキは兄弟になれそうだね。だってそっくりなんだもの。

Explanation: サヤの中の2個の豆が仲良く並んでるところを思い浮かべてみて! いつも寄り添っている様子から、そっくりで仲良しの二人や友達を表すのに使われるんだ★

(Shutterstock)

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A friend in need is a friend indeed

Definition: 困ったときの友こそ真の友

Example: "The U.S. military demonstrated that a friend in need is a friend indeed when it mobilized Operation Tomodachi following the Great East Japan Earthquake on March 11, 2011."

2011年3月11日に発生した東日本大震災の後に米軍はトモダチ作戦を展開し、困ったときの友人こそが真の友人であるとはっきり示した。

Explanation: これは分かりやすいかな。本当に必要なときにそばにいてくれる友達こそが本当の友達という表現。「A friend in need」は「困っている友達」という意味だよ。「In need」と「indeed」が韻を踏んでいるから、ぜひ声に出して読んでみてね。

宮城県塩竈市で震災の負傷者を診る米軍医師。2011年3月21日 (Marine Corps photo by Gunnery Sgt. Leo A. Salinas)

宮城県塩竈市で震災の負傷者を診る米軍医師。2011年3月21日 (Marine Corps photo by Gunnery Sgt. Leo A. Salinas)

Through thick and thin

Definition: 終始一貫して、良いときも悪いときも

Example: "When Natsumi ran into a problem at school during her homestay in Nebraska, her host mother stuck with her through thick and thin to help her get it sorted out."

ネブラスカでホームステイしていたナツミが学校で問題にぶつかったとき、問題解決を手助けするためにホストマザーがずっと一緒にいてくれた。

Explanation: この表現はちょっと説明が必要かな? そもそもの由来は狩りに行くときの様子なんだ。「Thick」は草木が密生して歩きにくいところで、「thin」はまばらで歩きやすいところ。どちらも通り抜けて狩りに行く必要があるから、「どんなときも」とか「良いときも悪いときも」という意味で使われるようになったんだ♪

Birds of a feather flock together

Definition: 類は友を呼ぶ

Example: "The American and Japanese participants in the noodle festival were like birds of a feather flocking together when they talked about ramen."

ヌードルフェスティバルの日米の参加者がラーメンについて話してると、ほんとにみんなそっくりだね。類は友を呼ぶって言うからね。

Explanation: 直訳すると「同じ羽の鳥は群をなす」。ここから、同じようなタイプの人たちが自然に集まって仲間を作るという意味で使われるようになったんだ。鳥が群れている様子を思い浮かべると覚えやすいよね☆

(Shutterstock)

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