ローレン・モンセン

アフリカ系米国人の外交への貢献は、19世紀後半に奴隷制廃止論者のエベネザー・バセットと、その後フレデリック・ダグラスが駐ハイチ公使に任命されたことから始まりました。

それ以来、アフリカ系米国人外交官は世界中で活躍しています。ラルフ・バンチは、アラブ・イスラエル間の休戦協定を交渉し、1950年にノーベル平和賞を受賞しました。1960年代にルクセンブルク大使を務めたパトリシア・ロバーツ・ハリスは、アフリカ系米国人女性として初めてその役割を果たしました。

その後、コリン・パウエルとコンドリーザ・ライスが国務長官を務めました。彼ら同様に他の多くのアフリカ系米国人外交官も、米国と世界各国との関わりに欠かせない存在となっています。

バナーイメージ:1954年、国際問題での功績が認められオスカー・シュトラウス2世からセオドア・ルーズベルト協会勲章を授与されるラルフ・バンチ(右) (© Marty Lederhandler/AP Images)