「アメリカ留学EXPO 2017」が9月9日、東京・御茶ノ水ソラシティにて開催されました。アメリカ留学EXPOはアメリカ大使館が主催する年に一度のイベントで、アメリカ留学に関するさまざまな情報を得ることができます。

オープニングセレモニーではハガティ駐日大使があいさつし、会場の学生らに「留学が人生を変える」として、留学と異文化交流のメリットを説きました。そして、日本に着任してから出会ったアメリカ留学経験のある多くの日本人リーダーたちとの会話を通じ、より強固な2国間関係を築き、個人としてもより望ましいグローバル市民になるには、留学経験が大いに役立つことを実感したと語りました。

続いて、グローバルアーティスト育成プロジェクト「Project Taro」に参加し、ニューヨークでの3年半のダンス留学を終えて最近帰国したAYUMUさんとMASAHIROさんが登壇し、留学や英語学習についての質問に答えました。留学を検討中の学生の多くが抱える語学力に対する不安については、クラスメートとの会話や、アメリカ人の輪の中に入って英語を話す環境をつくることで、英語を話せるようになるというアドバイスがありました。そして、留学して英語を話せるようになれば将来の可能性が広がり、いろいろな国の人々と交流することで自分の知識が増え、考え方が変わると、留学を勧めていました。

 

その後ハガティ大使は、母校バンダービルト大学をはじめ参加大学が開設したブースをまわり、イベントを訪れた学生や、各校の卒業生、代表者らと交流しました。ブースでは、各大学の卒業生や担当者が、アメリカ留学を検討している学生や保護者の個別相談に応じましたが、皆さんとても積極的に質問していました。通訳ボランティアとして参加していた留学経験者たちも、自らの体験を語るなどして留学の意義を訴えていました。またセミナー会場では、奨学金、留学後の就職の機会、高校留学など多岐にわたるテーマ別に15のセミナーが開催され、多くの参加者が熱心に説明に聞き入っていました。

 

今年のアメリカ留学EXPOは、過去最高の93校の大学がブースを設置、約1800人の学生が参加して、盛況のうちに幕を閉じました。アメリカ留学EXPOは年に一度のイベントですが、留学関連ではEducationUSA主催の「アメリカ大学・大学院留学説明会」が毎月開催されています。他にも、テーマ別の説明会や、カウンセラー・教師、高校生、保護者など、対象を特定したセッションも設けておりますので、お気軽にご参加ください。スケジュール等の詳細はこちらのサイト(https://americancenterjapan.com/study/)をご覧ください。