9月18日に亡くなった故ルース・ベイダー・ギンズバーグ連邦最高裁判所判事への哀悼がアメリカ全土に広がっています。

ギンズバーグ判事の遺体を納めたひつぎは、近親者と最高裁判所関係者による密葬後、9月23日と24日の両日、連邦最高裁判所に安置されました。

9月24日、最高裁判所内に安置された故ギンズバーグ最高裁判事に哀悼の意を表するカップル。ギンズバーグはがんのため9月18日に亡くなった。享年87歳 (© Jose Luis Magana/AP Images)

9月24日、最高裁判所内に安置された故ギンズバーグ最高裁判事に哀悼の意を表するカップル。ギンズバーグはがんのため9月18日に亡くなった。享年87歳 (© Jose Luis Magana/AP Images)

参列者は、ギンズバーグ氏をあらゆる年代の女性の模範としてたたえました。ジョン・ロバーツ最高裁判所長官は、彼女が歩んだ人生は「数多くのアメリカンドリームの象徴の一つ」と述べました。

史上2人目の女性最高裁判事となったギンズバーグ氏は、27年間のキャリアで、男女平等と人種差別撤廃を強く訴えてきました。

9月25日、彼女のひつぎは連邦議会議事堂の国立彫像ホールに正装安置されました。ギンズバーグ氏は、政府高官、裁判官、軍幹部をたたえるための正装安置を受けた初の女性となりました。

バナーイメージ:9月25日、連邦議会議事堂に安置された故ルース・ベイダー・ギンズバーグ最高裁判事を弔問する人たち (© Olivier Douliery/AFP/Getty Images)