2014年「国際勇気ある女性賞」を受賞したタジキスタンのオイニホ・ボボナザロバ氏(中央)をたたえるミシェル・オバマ大統領夫人(左)とヒギンボトム国務副長官(国務省)

2014年「国際勇気ある女性賞」を受賞したタジキスタンのオイニホ・ボボナザロバ氏(中央)をたたえるミシェル・オバマ大統領夫人(左)とヒギンボトム国務副長官

「私にとって今年最も印象的な出来事の1つです」とミシェル・オバマ大統領夫人は言った。「強い女性が世界をよりよい場所にしていることは、本日この部屋を見渡すだけで分かります」と付け加えたのはヘザー・ヒギンボトム国務副長官だ。

ミシェル夫人とヒギンボトム国務副長官がこのような発言した場所。それは2014年「国際勇気ある女性賞(IWOC)」の授賞式だ。

国務省は毎年、世界各地の卓越した女性を表彰する。受賞者はみな、時に危険にさらされながらも、平和、正義、人権、男女平等のために闘っている。

ミシェル夫人は受賞者たちを私たち全員の手本とみなす。

2014年の受賞者について、ミシェル夫人は次のように述べた。「タジキスタンの受賞者は拷問や圧制と闘い、選挙に立候補しました。グルジアの受賞者はガラスの天井を破り、主教として平等と寛容を提唱しました。サウジアラビアの受賞者は家庭、警察署、そして裁判所を回り、配偶者からの暴力や児童虐待と闘いました。彼女たちにこうした行動ができたのであれば、私たちも自らの人生や地域社会において、彼女たちが持つ勇気のほんのわずかでも振り絞ることは間違いありません。彼女たちはそれを私たちに教えてくれます」

*この日本語文書は国務省の国際情報プログラム課により運営されているウェブサイト「シェアアメリカ(ShareAmerica)」に掲載された記事(2015年3月4日)の参考のための仮翻訳で、正文は英文です。オリジナルの英文はこちら:https://share.america.gov/award-honors-international-women-courage/

2015年は、日本人として初めて小酒部さやかさんが「国際勇気ある女性賞」を受賞した。授賞式の模様はこちら。