米国の映画産業の興行収入は？
2006 年の興行収入は総額258 億2000 万ドルで、その３分の１に当たる94 億9000 万ドルが米国内の収入、残りがほかの国での収入でした。

米国で１年間に公開される映画の本数は？
2006 年に公開された映画は599 本でした。

映画ファンが映画館へ行く回数は、ほかの映画鑑賞手段があることによって影響を受けますか？
映画ファンは、家庭で映画を見る手段を持っていても映画館に足を運んでいます。ＤＶＤプレーヤー、衛星テレビなど家庭での映画鑑賞手段を４つ以上持ってい る人が映画館で映画を見る回数は年間約10 回ですが、こうした手段を３つ以下しか持たない人が映画館に足を運んでいる回数は年間わずか７回でした。

米国で１年間に販売される映画チケットの枚数は？
2006 年の販売枚数は、史上最多の約15 億枚でした。

［以上出典：www.mpaa.org (PDF)］

ハリウッドの映画会社が行っている環境保護活動には、どのようなものがあり、どのような効果をあげていますか？
ワーナー・ブラザーズは、環境保護を目的とした総合的なプログラムを実施しています。具体的には太陽光発電やカーボンオフセット（注）による温室効果ガス の排出削減、廃棄物の削減、環境に優しい資材の調達、環境教育などの措置を取っています。こうしたプログラムにより、１年で一般家庭500 世帯分の電力を節約し、温室効果ガスの排出量を6471 トン削減するという効果をあげています。［出典：www.wbenvironmental.com］

（注）カーボンオフセット：人間の経済活動や生活などを通してある場所で排出された二酸化炭素などの温室効果ガスを、植林、森林保護、クリーンエネルギー事業などによって他の場所で直接的、間接的に吸収しようとする活動。