“先駆者となるのは容易でないが、とてもワクワクする”―エリザベス・ブラックウェル

エリザベス・ブラックウェル (National Library of Medicine)

エリザベス・ブラックウェル (National Library of Medicine)

1849年1月23日、エリザベス・ブラックウェルはニューヨークのジニーヴァ医科大学を卒業し、米国で医学の学位を取得した初の女性となった。多くの障害を乗り越えてのことだった。米国では当時、女性が医学を学ぶことを認めていた学校はこの大学以外になかったからだ。

ブラックウェルが医学を志したのは、病気で苦しんでいる女性の友人がいたからだった。彼女は、女性の医師がいたら自分の病気をもっと理解してもらえると信じていた。医療分野で女性の役割を高めようと決意したブラックウェルは最優秀の成績で卒業し、女性が運営する米国初の病院であるニューヨーク女性・小児診療所を設立し、女性のための医学校を設立した。

今日では、女性医師は医学界でもトップクラスにあり、地域全体のために治療を行い、世界各地で新たな医療の課題に取り組んでいる。

ボイス・オブ・アメリカのLearning Englishシリーズで、エリザベス・ブラックウェルの生涯を紹介している(英語のみ)。

(Shutterstock)

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*この日本語文書は国務省の国際情報プログラム課により運営されているウェブサイト「シェアアメリカ(ShareAmerica)」に掲載された記事(2014年1月22日)の参考のための仮翻訳で、正文は英文です。オリジナルの英文はこちら:https://share.america.gov/women-changing-face-of-medicine/