3月31日は「国際トランスジェンダー可視化の日」です。アメリカはこの日に限らずいつでも、世界中のLGBTQI+(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、クィア、インターセックス)の人権を擁護しています。

LGBTQI+の人たちは、他の人と同様に人権と基本的自由権を有する――アメリカは世界100カ国以上の団体と協力し、この一貫した国際的メッセージを支持しています。

アメリカは、LGBTQI+の人たちの権利の支援、推進、擁護に取り組む官民パートナーシップ「グローバル平等基金(GEF)」の創設メンバーです。

ブリンケン国務長官は、「GEFは人権擁護者に緊急支援を、そしてLGBTQI+の草の根団体に人権プログラム支援を提供し、プラスの変化を生み出し、志を同じくする他国の政府、企業、財団からなる国際有志連合の支援とパートナーシップから力を得ている」と語ります。

GEFは、緊急支援と長期人権プログラムといった小規模助成事業を通して、世界各地で差別を経験するトランスジェンダー、バイナリージェンダーなど多様な性を持つ人たちの権利を啓発する活動を行います。

市民団体はGEFの助成金を活用し、(1) トランスジェンダーの人に対する暴力の記録および対策、(2) 差別からの法的保護の訴え、(3) トランスジェンダーの草の根団体の地位向上、(4) 政策決定者および社会にトランジェンダーの人たちのニーズと経験を知ってもらうといった活動を実施します。

世界にはLGBTQI+であること自体や、合意に基づいた同性愛や性表現の自由を引き続き犯罪と見なす国が多数あり、GEFはLGBTQI+の人たちの自由、幸福および尊厳を守る取り組みを支援しています。

GEFによるLGBTQI+の人たちへの支援活動の詳細は、こちらをご覧ください。

バナーイメージ:アメリカはGEFを通して、LGBTQI+の権利の支援、推進、擁護に取り組む。画像はトランスジェンダーのプライドフラッグ (© Shutterstock)

*この記事は、ShareAmericaに掲載された英文を翻訳したものです。