グーゴル (Googol)。それは10の100乗を意味する。またよく知られる検索エンジンの名前グーグル(Google)の語源でもある。グーグル社の共同設立者であるロシア生まれのセルゲイ・ブリンにとってこの言葉は、この強力で新しいツールの可能性を表すものである。
ブリンは、旧ソ連によるユダヤ人迫害を逃れるため6歳の時に両親と米国に移住した。「父と母にとって、移住はチャンスをつかむ意味合いがあった」とブリンはABCニュースで語った。彼は英語を学び、その後メリーランド大学とカリフォルニア大学で数学とコンピューターサイエンスの学位を取得した。世界で最も成功したテクノロジー企業のひとつを設立した彼の資産は、現在推定300億ドルに達しようとしている 。
ブリンは、起業家となった多くの移民の1人である。米国に移住してきた起業家たちは、米国経済を強くし、同胞や世界中の人々ための雇用を創出している。
- 移民の起業件数は、米国生まれの米国民による起業件数よりも2倍多くなっている。
- 移民は米国の総人口の13%だが、小規模企業の経済成長の30%を移民が担っている。
- 「新しい米国経済のパートナーシップ」の報告によれば、アップル、イーベイ、ゼネラル・エレクトリックなど、フォーチュン500社の40%が移民かその子供により設立された。
米国への移民が所有する企業は2013年、世界中で約1000万人を雇用した。
米国で最も象徴的なブランドでさえ、移民かその子供が作り出した。リーバイスのブルージーンズは、1847年にドイツから移住したリーバイ・ストラウスが作った。またフォードの自動車はヘンリー・フォードが作ったが、彼の父はアイルランド出身だった。
移民は米国に新たな視点と経験をもたらす。時として彼らは、他の起業家が見落としてしまうビジネスチャンスを見出す。
グーゴルのように、可能性は想像以上に広がる。
クラウドファンディングという独創的な資金調達方法については、このサイトを参照。国務省とそのパートナーが世界各地の新たな起業家を支援する「グローバル・アントレプレナーシップ・ウィーク」と「グローバル・アントレプレナーシップ・プログラム」 に参加してみては?
*この日本語文書は国務省の国際情報プログラム課により運営されているウェブサイト「シェアアメリカ(ShareAmerica)」に掲載された記事(2014年10月31日)の参考のための仮翻訳で、正文は英文です。オリジナルの英文はこちら:https://share.america.gov/immigrant-entrepreneurs-power-us-economy
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I have never read this information before. This is really an amazing topic which means a lot.
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