7月4日の独立記念日は、アメリカ合衆国が誕生した日です。この日は、老若男女を問わず国中の人たちが、広場や公園、ビーチ、街の通り、自宅の裏庭などでバースデー・パーティーを楽しみます。

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1776年7月3日、大陸会議が独立宣言を採択すると考えたジョン・アダムズは、妻への手紙にこう書きました。独立宣言の日は「今後何世代にもわたり、毎年お祭りとして祝うことになるだろう。今から後世までずっと、パレード、ショー、ゲーム、スポーツを楽しみ、銃砲や鐘を鳴らし、たき火をし、イルミネーションをともして、アメリカ大陸全土で盛大に祝うことになるだろう」

 

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独立記念日を祝うピクニックや野外パーティーでは、星条旗がたなびき、誰もがアメリカの国歌「星条旗」(The Star-Spangled Banner) に思いをはせます。歌の中で星条旗は、アメリカの希望とあらゆる困難をものともしない不屈の精神を意味します。上の写真の女性は、ニュージャージー州ジャージーシティーのリバティー州立公園で、近くにある自由の女神像の前で打ち上げる花火を見に集まる大勢の人たちのために、地面に旗を立てています。

 

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高層ビルで開かれる独立記念日のパーティでは、眼下に広がる景色を楽しむことができます。この写真では、観客がラスベガスのホテルから花火を見下ろしています。1777年、フィラデルフィア市が独立宣言1周年記念で独立記念館上空に花火を打ち上げて以来、アメリカ人はこの記念日を花火で祝うようになりました。

 

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アメリカ人はパレードが大好きです。独立記念日は、おそらく1年でパレードが最も多い日です。マーチングバンドや馬に乗って、誰でも参加できます。フロリダ州のラウダーデール・バイ・ザ・シーでは、小さな男の子たちが三輪車で参加しています。

 

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パレードに参加しなくても、参加者に声援を送ることができます。独立記念日はコミュニティーのイベントで、近隣の人々が集まってプール・パーティーを開いたり、さまざまなコンテストやバーベキューを楽しみます。アリゾナ州イーガーのような小さな町でも、パレードを行ったり花火を打ち上げます。

 

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ベースボールと独立記念日は、ホットドッグとパンのように切っても切れないものです。ベースボールの人気は南北戦争後、ニューヨークから全米に広がり、国が再び1つになる一助となりました。上は、カンザスシティー・ロイヤルズの選手が試合後、ミズーリ州カンザスシティーのカウフマン・スタジアムで花火を見ている写真です。

 

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独立記念日には多くのコンサートが開催されます。ジャズ、カントリー、クラシック、ロックンロールと、音楽はアメリカの文化的伝統の多様性を反映しています。上の写真をご覧ください。アトランタの100周年オリンピック公園(1996年に近代オリンピック100周年記念大会がアトランタで開催されました)で、観客がリズム・アンド・ブルースのシンガー、ピーボ・ブライソンの公演を聴きながら独立記念日を祝っています。

 

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独立記念日には、R&B、ロックンロール、そして終盤で本物の大砲を撃つチャイコフスキーの序曲「1812年」がよく演奏されます。独立記念日の礼砲として、海軍の艦船が大砲を撃ったこともあります。現在では、太鼓で大砲の爆発音を演出することが多いようです。この写真では、シカゴで開催されたロックバンド、グレイトフル・デッドの「フェアー・ジー・ウェル」(Fare Thee Well) コンサートで、ファンが色とりどりの花火ショーを楽しんでいます。