史上最多の約110万人の外国人留学生がアメリカの大学で学んでいます。そのほとんどが、工学、科学、数学、コンピューターサイエンス、経営学など、最高レベルのプログラムに引かれてやってきた学生です。これらの学位は、ビジネスで成功するためのパスポートとなります。

外国人留学生は他にも、舞台芸術、法律学、建築、消防など、将来さまざま職業に就く準備をするためにアメリカにやって来ています。

国際教育週間を迎え、米国務省と国際教育研究所(IIE)は11月13日、アメリカの国際教育交流に関する年次報告書「オープンドアーズ2018」を公表しました。

アメリカ人も海外留学に深い関心を持っています。IIEによると、2016-2017年には過去最高の33万2727人が海外で学びました。

アメリカの学校で学ぶ外国人留学生は200カ国から来ています。2017年ー2018年学年度における日本からの留学生は1万8753人でした。

外国人留学生は、アメリカの高等教育機関4000校に分散していますが、その10%は研究を重視する8つのマンモス校に集中し、その数は各校で1万人を超えます。上位2校は、ニューヨーク大学(1万7552人)と南カリフォルニア大学(1万6075人)です。

アメリカの大学は、教室や研究所における外国人留学生の貢献と、彼らの納める学費を歓迎しています。

「アメリカは才能ある外国人留学生受け入れで世界をリードしています」とマリー・ロイス国務次官補(教育・文化担当)は話します。アメリカの次に留学生数が多いのはイギリスですが、その2倍に及ぶ学生がアメリカで学んでいます。

外国人留学生は「アメリカのクラスメートと交流しキャンパスの学習環境を向上させるだけでなく、帰国後にアメリカでの経験を自国の市民社会や民主主義制度を強化するのに役立っています」とロイス次官補。

国務省は、海外430カ所のEducationUSAアドバイジングセンターで550人のカウンセラーを雇い、留学希望者やその家族に無料説明会を開いています。

学部生について言えば、アメリカの高等教育には留学生の出身国と大きく異なる点が2つあります。まず第一にアメリカの大学では、学生が専攻科目を決める前に、幅広い教科の選択が認められています。

第二にアメリカの大学は、研究の機会と実習期間を設け、数多くの課外活動とボランティア活動の機会を提供しています。

スペイン・バルセロナ出身のビートリズ・ジル・ゴンザレスさん(21歳)は、最近外国人留学生として初めてロチェスター大学の学生自治会会長に選ばれました。

「ずっと外交官になりたいと思っていました」政治学と経済学の2科目を主専攻し、中国語と国際関係論を副専攻する彼女は話します。

彼女はキャンパス活動をとても楽しみにしてロチェスター大学にやって来ました。「授業で学ぶことだけでなく、あらゆる経験が自分を人間として成長させてくれました」