ローレン・モンセン

今週末予定されているトランプ大統領とメラニア夫人の日本訪問は、日米が強固な同盟関係で結ばれていることの表れです。トランプ大統領は来日中、安倍晋三首相との首脳会談に臨みます。

大統領夫妻は、新天皇陛下即位後初めての国賓として5月25日~28日に来日し、天皇陛下とも会見します。

日米関係は共通の利害と価値観に根差しており、安全保障、貿易、エネルギー、科学、技術、世界規模の健康医療など、さまざまな課題を網羅しています。

日米はまた、自然災害時の人道支援活動でも協力しています。

最近では、貿易障害を削減し日米企業による相互の市場参入を拡大する合意に向けた交渉を開始しました。トランプ大統領は、6月に大阪で開催されるG20サミットにも出席する予定です。

フロリダ州にあるトランプ大統領のプライベートクラブを歩く安部首相夫妻とトランプ大統領夫妻 (© Pablo Martinez Monsivais/AP Images)

フロリダ州にあるトランプ大統領のプライベートクラブを歩く安倍首相夫妻とトランプ大統領夫妻 (© Pablo Martinez Monsivais/AP Images)

トランプ大統領と安倍首相は既に、何度も首脳会談を持ち、電話会談も頻繁に行っています。

両首脳が掲げる共通の目標の一つに、北朝鮮の非核化があります。このテーマは、今回の会談でも取り上げられると思われます。

トランプ大統領は日本滞在中、宮中晩さん会に出席します。また、大相撲観戦といずも型護衛艦「かが」への乗艦も予定しています。

トランプ大統領は、「米国は日米友好を大切にしています。私もまた、安倍首相との友情を大切にしています」と述べています。