米国商務省によると、2017年の対米投資額は4兆ドルに上り、過去最高を記録しました。外国企業をこれほど引き付ける国は他にはありません。

堅調な国内景気を背景に、多くの外国企業は、圧倒的な規模を誇る世界最大の消費者市場に製品を売り込もうと、進出しています。

外国企業や外国人投資家をこれほどまでに引き付ける理由はなんでしょう。

事業家出身のマイク・ポンペオ国務長官は、先ごろ開催された、起業家と新たなビジネス誘致に熱心な州や地方を結びつけるセレクトUSA対米投資サミットにて、米国の魅力を次のように説明しました。

「米国には、素晴らしい起業家精神とイノベーション文化があり、世界最大の財・サービス市場でもあります。政局は圧倒的に安定しており、法の支配では他の追随を許しません」。

商務省によると、海外からの投資が最も集中しているのは製造業(40%)で、外国企業による雇用数は680万人に上ります。

米国は、世界銀行のビジネス環境ランキングで、第6位にランクインしています。