米国では現在、史上最も多様性に富んだ政権が誕生しており、その中には最も多くのLGBTQI+も含まれます。これは、「米国の外交と対外援助は、あらゆる場所においてレズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダーの人権を確実に保護・促進するよう取り組む」という政権のコミットメントに従ったものです。
新たに任命された200人以上の中から、新境地を切り開いた4人を紹介します。
ピート・ブティジェッジ運輸長官(写真上)は、ゲイを公表している人物として初めて、バイデン政権の閣僚就任が承認されました。運輸長官として、安全性の向上、インフラの改善、革新的な技術の導入など、国内の輸送システムの改善を使命とします。

5月26日、ホワイトハウスのプレスブリーフィングで発言するカリーヌ・ジャン=ピエール首席副報道官 (© Evan Vucci/AP Images)
ホワイトハウスのカリーヌ・ジャン=ピエール首席副報道官は、ゲイを公表している女性として初めてホワイトハウスのプレスブリーフィングを担当します。また、黒人女性としては、彼女が史上2人目です。

国務省のネッド・プライス報道官。3月1日に行われたワシントンでのブリーフィング (State Dept./Freddie Everett)
ネッド・プライスは、ゲイを公表している国務省初の報道官です。米中央情報局(CIA)や国家安全保障会議でのキャリアを経て、現在は米国の外交政策を世界に向けて発信しています。

2月25日、ワシントンの連邦議会で証言する保健福祉省保健担当次官補、レイチェル・レビーン博士 (© Caroline Brehman/AP Images)
レイチェル・レビーン博士は、保健福祉省の保健担当次官補で、トランスジェンダーを公表している者として初めて連邦政府高官への就任が上院で承認されました。レビーン博士は、米国の全ての人々の健康を向上させ、米国が新型コロナウイルス感染症の流行から回復するための支援を担います。
バイデン政権で任命されたLGBTQI+の全リストは、こちらのページをご覧ください。
バナーイメージ:2月3日、ワシントンでカマラ・ハリス副大統領立ち合いの下、運輸長官に宣誓就任するピート・ブティジェッジ(左)と夫のチャスティン・ブティジェッジ (© Andrew Harnik/AP Images)
COMMENTS3
love to join and help
Hhuuuu! Gays in US Cabinet,
Was wondering whether sexual orientation need to be publicised.
What would it affect if only concerned were informed.
this administration has all but destroyed America and will complete the task before the end of the demented jerks term
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