みんなはボールスポーツの中で何が一番好きかな? サッカー、それともバスケットボール? アメリカと言えばもちろんアメリカンフットボールだけど、もう1つのフットボール ―アメリカではサッカーって言うんだ― も人気があるよ。サッカーは部活動でやってる人も多いよね。ワールドカップが始まると、みんなテレビに釘付け。今回はスポーツ、特にボールにちなんだイディオムを紹介します★
Keep one’s eye on the ball
Definition: 油断しない、注意を怠らない
Example: “I know the workload at medical school is tough, but it’s important to keep your eye on the ball. Remember, you’ll be a doctor in a few years.”
医学部の勉強って本当に大変だよね。でも油断しないことが大切だよ。だって君はあとちょっとで医者になるんだから。
Explanation: 「ボールから目を離さない」が直訳だけど、重要なことについて注意を怠らない、という意味で広く使われる表現だよ。特に目標を達成するために、っていう状況で使われることが多いよ。
Kick (something) around
Definition: 検討する、話し合う、考慮する
Example: “We need to figure out the best way to advertise our newest product. Let’s kick some ideas around this afternoon at our meeting.”
新商品のベストな宣伝方法を考える必要があるね。午後のミーティングで話し合おう。
Explanation: 「話し合う」を意味する言葉はたくさんあるけど、「kick something around」もその1つ。親に叱られた時「Kick it around, sleep on it.」って言われたら、寝る前にボールか何かを蹴り回すってことじゃないよ。「(そのことについて)一晩考えなさい」って意味。一緒に使うとネイティブ感がアップするね☆
Blow the whistle (on something)
Definition: (不正などを)内部告発をする
Example: “Jeff was stealing money from the company. I had to blow the whistle on him. I reported him to management.”
ジェフは会社からお金を盗んでいたんだ。だから、彼を告発する必要があったんだ。彼のことを経営陣に報告したよ。
Explanation: サッカーの審判がペナルティを出す時、「ピーッ」って笛を吹くよね? まさにあのシーンをイメージすると分かりやすいのが、このイディオム。「笛を吹いて警告する」から転じて「内部告発をする、職場の不正を通報する」という意味で使われるようになったんだ。名詞になったのが、whistle-blower=内部告発者。合わせて覚えよう!
Know the score
Definition: 真相を知る、実情を知る
Example: “Don’t try to lie to me. I know the score.”
嘘つかないで。本当のこと知っているんだから!
Explanation: 得点って誰が見てもはっきり分かるよね。数字だから、見る人によって違う…なんてことはないはず。真実もそうだから、「know the score」という言葉は「真相を知る」という意味で使われるんだ。ただ、あまり好ましくないことの真相を知っている、という意味で使われることが多いから注意してね。
Get the ball rolling
Definition: 物事を始める、軌道に乗せる
Example: “My essay is due in a week. I need to get the ball rolling and write it.”
あと1週間でエッセイの締め切りなの。だから書き始めなくちゃ!
Explanation: まずボールを転がさないと始まらないスポーツってたくさんあるよね。それに由来したこの言葉は、話し合い以外にも使える万能フレーズ。会議などで「Let's get the ball rolling」って言われたらスタートの合図。今度ミーティングのときに使ってみよう♪
Be on the ball
Definition: 注意深い、有能な、状況をよく理解している
Example: “Seoyeon is an organized and intelligent employee. She’s really on the ball.”
ソヨンは手際がよくて頭のいい社員だよ。彼女は状況をよく理解しているね。
Explanation: ボールの上に乗るにはバランス感覚が絶対に必要! そこから転じて「何かをとてもよくやっている」という意味で使われるようになった表現なんだ。「You are on the ball!」って言われたら、それは褒め言葉★ 簡潔だけど、いろんな場面で使えるこのフレーズ、ぜひ会話に取り入れてみてね。
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